「ゆうべに」栽培技術検討会開催 「ゆうべに」飛躍目指すため一致団結
一覧へ戻る[2018-08-31]
（一社）熊本県野菜振興協会は２８日、熊本市内で「ゆうべに」栽培技術検討会を開催しました。
今回初の取り組みで、県下生産者をはじめ、ＪＡ、熊本県、関係機関などから総勢１６０人が出席しました。
「ゆうべに」は、２０１５年に誕生した県オリジナル品種で、年内の収量性の高さと食味の良さから市場からの評価も高い本県の主力品種。本格的に出荷が開始された２０１７年産では計画を大幅に上回る販売実績となり消費地からも注目されています。このことから更なる生産拡大とブランド確立に向け、９月中旬より本格的に始まる本年産の定植に先駆け、栽培技術などの情報を共有し一致団結して今年産の生産・販売に努めたい考え。
式では、県やＪＡ熊本経済連より、「生産実績と振興方針」「活動報告と販売方針」と題し、それぞれ栽培目標、六次化など拡販に向けた取り組みの報告が行われました。
また、生産現場を代表してＪＡ熊本市・坂口光久氏、ＪＡたまな・中村大司郎氏より「優良事例報告」、県農業研究センターアグリシステム総合研究所・田尻一裕氏、県農業技術課農業革新支援センター・本門憲氏より「栽培ポイント」について講演が行われ、参加者より多くの質問が出され活発な意見交換となりました。
熊本県野菜振興協会いちご専門部会長の西村一広氏は挨拶で、「ゆうべにの更なるブランド確立のため、品質の向上が重要となる。生産者・関係機関一同結束していかなければならない。実現に向けて頑張っていきましょう。」と意気込みを語りました。
▼検討会の様子
