新たな非常食「potayu(ぽたーゆ)」開発を後押し
一覧へ戻る[2018-08-09]
JA熊本経済連は、無添加調理で商品作りを進める石井食品株式会社(千葉県船橋市)より、6月10日に発売が開始された「potayu(ぽたーゆ)」の発売記者会見に参加しました。同経済連は、石井食品㈱への玄米供給を行っています。
新発売された「potayu(ぽたーゆ)」は、2016年に発生した熊本地震の際、食品メーカーとして出来ることはないかと、現地ヘ赴き被災者の声をききリアルな意見を基にして一般社団法人防災ガール(本社:東京都)と一緒になって作られた新たな非常食です。素材本来の味わいを生かす無添加調理で、熊本県産玄米を使用しており、栄養バランスを考えた災害時の非常食だけでなく日常の食事としても楽しんでもらえるような商品を目指しています。
石井食品㈱石井智康社長は挨拶で「非常時だから非常食を食べるというのではなく、日常でも変わらず食べたいと思われるような新しい形の非常食を作りたかった。その上で弊社の無添加調理という強みを活かし、食べることの楽しさを食品メーカーとして伝えることは出来ないかと思いたった」と話されました。
同経済連の担当者は、「皆さんの思いが詰まった素晴らしい商品に熊本の玄米を供給できることは大変嬉しい。生産者が丹精込めて育てた玄米を使ったこの「potayu(ぽたーゆ)」が多くの人に食べて頂ければ」と話しました。
同商品は、3種類の味があり、各350円(税抜き)常温保存でき、賞味期限は製造日を含め360日以内。
▼トークセッション(記者会見)を行う関係者