『くまもと茶求評会』生産者と茶共進会の審査員が意見交わす
一覧へ戻る[2018-07-26]
熊本県経済連茶生産流通協議会(事務局=JA熊本経済連)は18日、良質な茶の生産に役立ててもらおうと、益城町の同経済連茶入札場で茶求評会を開催しました。去年から開催し今年で2回目。
事前に同協議会が行った「茶共進会」の出品者のうち若手生産者を中心におよそ20人が参加し、実際に「茶共進会」でおこなわれた審査会と同じように外観・水色・香気・滋味について生産者自ら模擬入札形式でそれぞれ採点し、総合点での順位を決定しました。2班に分かれ、茶業研究所の入江慎二所長と農業革新支援センターの小野亮太郎主幹と意見を交わしました。会場には共進会に出品された普通煎茶20点と蒸製玉緑茶32点の計52点が並び、入江所長は高得点を獲得した茶を例に挙げ、外観や湯を注いだ時の水色・香気・滋味について、審査のポイントを挙げるとともに、「お茶は選ぶ人の好みもある。どのようなお茶を求められているのか常に知っておくことが大切です。」と講評しました。