熊本県内トルコギキョウ新品種説明会および研修会
一覧へ戻る[2018-07-26]
7月19日、JA熊本経済連はJA阿蘇南部営農センターで、熊本県花き協会トルコギキョウ部会とJAグループくまもとトルコギキョウ専門部会の生産者を対象に、新品種の説明会と品質向上のための研修会を開きました。生産者やJAの担当者、県の職員など約80人が参加し、種苗メーカー6社が新品種の育種目的や栽培特性について説明しました。
研修会では熊本県農業技術課の担当者がトルコギキョウの育苗と今後の管理、トルコギキョウ斑点病の対策について話し、その後、JA熊本経済連が夏秋産地向けに策定した圃場内枝・芽整理マニュアルをもとにJA阿蘇波野地区花き部会長・工藤冨之さん、妻の和子さん夫妻による芽整理の実演を行い、生産者の栽培技術の高位平準化を図りました。
実演を行った工藤和子さんによると、芽整理することは高品質なトルコギキョウを育成する上で大切な作業であり、圃場内で行うとより作業手順・時間の短縮にも繋がると話しました。
熊本県花き協会トルコギキョウ部会の野中明宏部会長は挨拶で、「熊本県は、全国有数のトルコギキョウの産地です。熊本産トルコギキョウの品質向上に努めていきましょう。」と呼びかけました。
熊本県のトルコギキョウ生産について、出荷量は1210万本で全国2位。
トメ
▼生産者に芽摘みを教えるJA阿蘇波野地区花き部会 工藤冨之部会長㊨
▼新品種説明会ならびに芽摘み研修会の様子