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平成29年産冬春花き生産販売総合検討会 課題受け止め産地と市場結束

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[2018-06-23]

JA熊本経済連は20日、熊本市の同経済連ホールで平成29年産冬春花き生産販売総合検討会を開き、販売実績の報告や次年産に向けた生産販売面での検討を行いました。
冬春花き(2017年11月~2018年5月)は、出荷数量2624万1千本、販売実績26億5910万円。10月以降の曇天による低日照・低温の影響により全般的に生育遅れとなり年内の出荷量は平年よりもやや減少しました。また、3月以降の気温の上昇により各産地出荷量が増加したものの販売先では供給過多の状態となり荷動きが鈍くなりました。
 
検討会では、生産者などでつくるJAグループくまもと花き部会の主要5品目「トルコギキョウ」「カスミソウ」「キク」「カラー」「アリアム」の各専門部会による分科会があり、部会員は全国から集まった市場関係者らと意見交換し本年産の問題・課題を共有しました。その後の全体会では、経済連から生産販売実績などについて報告し、輸送面や販促活動、花き業界全体の問題・課題について、産地および消費地の双方から活発な意見交換がなされ、次年産に繋げることを確認しました。
 
同部会の松崎武司部会長は挨拶で、「低温の影響により出荷量が伸び悩み厳しい年ではあったが、カスミソウだけでなくトルコギキョウも昨年産は栽培面積・出荷数量ともに全国一位となった。県内のJA枠を超えて安定出荷・ブランド確立により一層努めていく。」と決意を新たにしました。 
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