ＪＡ熊本経済連は、熊本県宇土市で、県内ナス産地のＪＡ営農指導員や熊本県、種苗会社など延べ25名を参集し、冬春ナス「ＰＣ筑陽」の栽培技術確立と出荷平準化を目的に現地検討会を開催しました。

　この検討会は、冬春ナスの栽培管理のポイントとなる時期に開催されており、今回が３回目となります。宇土市の優良農家の現地視察と各地域で試験的に栽培されている「ＰＣ筑陽」の生育・出荷状況について意見交換を行いました。

　「ＰＣ筑陽」は、交配時のホルモン処理が不要の単為結果性であり、とげなし種のため作業性が高く、ナス栽培の省力化、労働力軽減が期待されており、ＪＡ営農指導員からは、従来の「筑陽」と潅水管理や肥培管理の違いについて質問や意見が出されました。

　今後、熊本県内でも作付けが拡大する見込みです。