共同購入愛用運動や熊本の食文化について研修/JA生活活動地域リーダー研修会
一覧へ戻る[2018-03-27]
JA熊本経済連は3月中旬、合志市のJA教育センターでJA生活活動地域リーダー研修会を開き、県内JAの女性部などからおよそ200名が出席しました。
今後の生活活動のリーダーとなる人材を育成するため、JAの女性部を中心にエーコープマーク品を中心とした「共同購入愛用運動」や「熊本の食文化」について研修しました。
JAを取り巻く環境が大きく変化しライフスタイルも多様化する中で、協同活動によって営農とくらしを守る理念のもと、組織の拡大と地域活性化を目指します。
経済連の加耒誠一会長は「正組合員の減少や高齢化が進む中、地域農業やJAの運営には女性の活動参画が必要。女性を中心とした組合員の組織活動がJAや県連の事業を組み立て、組合員が必要とする商品や生活サービスとして提供されなければならない」と呼びかけました。
研修会では、熊本県出身の料理研究家・池部美恵子氏が「熊本の食に学ぶ」と題して講演を行いました。
池部氏は「同じ熊本県内でも地域ごとに食文化は違う。自分の地域の特色を知り、大切にしてほしい」とした上で、“煮しめ”を例に地域ごとの具材や切り方、盛り付け方の違いを紹介しました。
また、共同購入商品の知識習得のため商品研修や市販品との比較テストが行われ、エーコープマーク品を使った料理の試食も行われました。
経済連からは共同購入愛用運動について、平成30年度の取り組みや統一チラシの活用法などについて説明しました。