営農指導機能の強化図る/第1回営農指導担当責任者会議
一覧へ戻る[2018-03-09]
JA熊本中央会・連合会の担い手・法人サポートセンターはこのほど、熊本市の県総合福祉センターで初めて「JA営農指導担当責任者会議」を開催しました。
同センターで進めている営農指導力強化の取組みの一環です。
営農指導機能の強化に向け、取組みの検討及び意見・情報交換の場として、営農指導担当部署の責任者で構成する会議体を新設し、今後の仕組みづくりに活かすねらいがあります。
県内全JAとJA熊本経済連、JA熊本果実連の営農指導担当部署および担い手・法人サポートセンターの責任者で構成し、営農指導機能の強化に向けた実践方策や人材育成方針の検討、JA間の情報共有化に向けた意見・情報交換を行い、協議内容はJA営農担当部課長会議へと繋ぎます。
2月と8月の年2回を予定しています。
第1回の会議では、事前に行ったJAの営農指導事業に関する実態調査の結果を踏まえ、問題の抽出と課題の整理が行われました。
また、技術指導力の高位平準化を目指すために熊本県と連携して進めるタブレット端末を活用した営農指導員間ネットワーク構築の取組みについて、今後の運用を協議しました。
人材育成・スキルアップのための研修会や実践事例発表会の開催内容についても協議・報告を行いました。
出席者からは「横の繋がりができ、情報交換しやすくなる」、「他JAの状況を知ることができたので、持ち帰って部署内で検討する」、「人手不足の中、指導員の負担も増えてきている。早めの体制確立を」など多くの意見が集まりました。
同日は熊本県の農業技術課と農業革新支援センターの担当者の方にも出席いただき、県との間で連携を進めることを改めて確認しました。