県内の若手生産者が結集/JAすいか青年部合同現地検討会
一覧へ戻る[2018-02-20]
JA熊本経済連は生産量全国1位のスイカ産地を若い力で盛り上げようと、県域での生産振興の取り組みを始めました。
各JAの青年部と協議を重ね、取り組みの第一弾として熊本市でこのほど、県内の若手スイカ生産者を集めた現地検討会を開催しました。
きっかけは昨年4月に熊本で行われた「スイカヤングサミット」。
全国の若手スイカ生産者が集まり意見交換を行うなか、経済連では「熊本県の名産でありながら、他の品目に比べて生産者の高齢化が進んでいるスイカについて、若手生産者の後押しをしていきたい」との強い思いがありました。
検討会では、JA熊本市管内の展示圃場を視察。
炭酸ガス施用による生育・収量向上について検討を行ったほか、本年産春夏すいかの作付見通し報告や、省力化栽培、6月期の生産対策などについて意見交換しました。
参加者からは「産地の枠を越えて、各JAの取り組みについて情報を交換できる貴重な機会。スイカ生産基盤の維持と振興のために役立てたい」との声をいただきました。
経済連では県域での産地間連携を強化のため、今後も検討会を行う予定です。