農産物鑑定の正確さ競う/熊本県JA農産物鑑定会
一覧へ戻る[2018-02-16]
熊本県JA農産物検査協議会(事務局=JA熊本経済連)は合志市のJA熊本教育センターでこのほど、第10回熊本県JA農産物鑑定会を行いました。
県下JA登録検査機関と同協議会が連携して、米・麦・大豆など農産物の検査を行う農産物検査員の鑑定技術向上を図るため毎年開いているものです。
県内JA登録検査機関から34名が参加し、制限時間40分の間に水稲うるち玄米30点、水稲もち玄米10点、普通小麦10点、普通大粒大麦10点、普通中粒大豆10点について鑑定の正確さを競いました。
毎年成績上位者の中から2名が、3月9日に千葉県で開催されるJAグループ全国農産物鑑定会に県代表として出場します。
県代表に選ばれた松野寛さん(JA阿蘇)は、「農家生産者の力になれるように、日頃から勉強して鑑定の技術を磨いてきた。全国大会でもベストを尽くしたい」と意気込みを語りました。
JA熊本経済連の小島裕二農産部長は「参加者のレベルが非常に高くそれぞれ甲乙つけがたいものだった。高い鑑定技術を活かして、是非検査員の育成にも力を入れてほしい」と話しました。
入賞者は次のとおりです。
▽1位=松野寛(JA阿蘇)
▽2位=山内隆生(JA菊池)
▽3位=倉田智博(JAあまくさ)
▽4位=西山智昭(JAくま)
▽5位=杉村忠由(JAやつしろ)