生産量全国一のカスミソウについて生産者が研修/JAグループくまもとカスミソウ専門部会研修会
一覧へ戻る[2018-02-09]
JAグループくまもとカスミソウ専門部会(事務局=JA熊本経済連)と熊本県花き協会宿根かすみ草部会(事務局=同経済連)はこのほど、熊本市南区のJA熊本うき下北営農センターおよび周辺の圃場で研修会を開き、生産者やJA、熊本県などからおよそ40名が参加しました。
研修ではカスミソウの日持ち性を高めるため、「鮮度保持剤」の効果的な使用方法をメーカー担当者に説明いただきました。
また、熊本県農業革新支援センターの松森信専門員が、県内で昨年6月にかけて実施した土壌断面調査結果を報告。各地域で土壌の性質が異なることから、土壌タイプに合わせた栽培を呼びかけました。
現地検討では、同かすみ草部会の上田隆幸部会長のハウス2棟を視察して、生育状況を確認しました。
熊本県のカスミソウ生産について作付面積8134アール・出荷量1986万5千本で全国1位(2015年産)となっています。
同専門部会の堤慎一部会長は「日本一の産地として、『熊本のカスミソウは出荷量・品質が安定している』と言われるよう、力を合わせて出荷していきたい」と力強く挨拶しました。
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