新品種「ゆうべに」など県産イチゴの生育状況や出荷規格を協議/JAいちご担当者会議
一覧へ戻る[2018-01-31]
JA熊本経済連はこのほど、JAやつしろひかわ営農センターでJAいちご担当者会議を開き、新品種の熊本県育成イチゴ「ゆうべに」をはじめ県産イチゴについて協議しました。
本年産についての会議は3回目。県内主産地JAのイチゴ担当者をはじめ、熊本県やJA熊本中央会・連合会担い手・法人サポートセンターの職員などが出席しました。
会議では、本年産イチゴの生産・販売状況、栽培・出荷状況について報告が行われたほか、出荷規格の検討に向けた輸送試験の中間報告及び検討を行いました。
また、実際に生産者から出荷されたイチゴを産地JAごとに持ち寄り、査定しました。
1パックあたりの規定重量や玉数、糖度を測定。
規格表に照らし合わせながら、果形や着色、品質が出荷規格に合っているかを確かめました。
この日は、産地の取り組みを担当者間で共有するため、JAやつしろ管内の圃場で現地検討会も行われました。
今後の県全体では出荷のピークが2月上旬頃と予想されており、3番果の状況については産地毎のバラツキが生じているものの、比較的安定した出荷が続く見込みとなっています。