子豚生産農場「KCRファーム」竣工/株式会社KCRファーム
一覧へ戻る[2017-12-22]
このほど、菊池市旭志に母豚500頭規模の子豚生産農場「株式会社KCRファーム旭志農場」が完成し、施主の株式会社KCRファーム(株式会社熊本畜産流通センター子会社)が竣工式を行いました。
関係者約60名が出席し、施主代表の株式会社熊本畜産流通センター加耒誠一代表取締役社長(=JA熊本経済連会長)などが玉串を奉げ祈願しました。
KCRファームは9109.95平方メートルの敷地に、馴致舎・交配舎・妊娠舎・分娩舎・仔豚舎・堆肥舎や事務所棟などが連なります。
来年1月9日から種豚を導入し常時仔豚飼養頭数は2400頭、年間1万3000頭の出荷を予定しています。
環境に配慮した最新設備を導入し、日本SPF豚協会が定めるSPF豚基準を満たすバイオセキュリティを徹底。
豚を移動・出荷する際、豚舎を空にして洗浄・消毒・乾燥させ、一定の期間の後に新たな豚を導入する方式「オールイン・オールアウト」が実施可能な施設で、高度な防疫体制を維持します。
加耒社長は「脱臭対策の光触媒ネットや無排水型の浄化槽など最新の技術を備えた施設で、地域と調和した農場を目指す。熊本の畜産業の発展に寄与していきたい」と力を込めました。