消費地バイヤーなど生産圃場を視察/秋冬野菜・果実販売促進会
一覧へ戻る[2017-12-08]
JA熊本経済連と熊本県青果物消費拡大協議会(事務局=JA熊本経済連)は11月30日・12月1日の2日間、関東から九州までの重点市場、仲卸、量販店のバイヤー40名を産地にお招きして、秋冬野菜・果実の生産圃場視察と販売促進会を行いました。
大勢の販売担当者が産地を訪れて圃場を視察する例は珍しいとのことです。
産地側から積極的な情報を提供することで、円滑な販売を目指します。
JAやつしろ管内ではトマト、ミニトマト、キャベツの圃場を視察したほか、JAやつしろトマト選果場利用組合女性部のメンバーが県産トマトを使った「トマトステーキ」や「炊き込みご飯」料理5品を振る舞い、試食した方からは「美味しい。寒い時期に温かいトマト料理は良いアイデア」と高評価でした。
JA熊本うきでアールスメロン、JAたまなでイチゴ、JA熊本市でナスを視察し、参加者は熱心に生育状況を確認。規格や品種についての質問があがると、生産者やJA担当者が説明しました。
視察後は県内JAの常勤役員との意見交換も行われました。
JA熊本経済連園芸部は「今後も県産青果物の消費拡大とファンづくりのために、市場、仲卸はもとより量販店のバイヤーなどとの連携を図っていく」としています。