種子籾(もみ)のサンプルを格付け/平成29年産種子籾検査程度統一会
一覧へ戻る[2017-12-07]
県内で種子籾の収穫が終了するのに合わせて、熊本県主要農作物改良協会は合志市のJA教育センターで平成29年産種子籾検査程度統一会を開きました。
県内採種JAから農産物検査員が集まり、産地が提出した本年産種子籾のサンプルを格付けして目慣らしを行いました。
JA間で各等級の
・「合格」
・「準種子」
・「規格外」
・「疑問品」への認識を統一することで適正な検査に繋げます。
サンプルは、食用米26点と加工用米2点で、整粒の割合などを見ながら格付けされました。
九州農政局と熊本県JA農産物検査協議会(事務局=JA熊本経済連)が決めた等級と照らし合わせ、検査員は見直しと検討を行いました。
九州農政局の中村勇二検査技術指導官が「統一会を通じて等級と本年産の特徴を把握いただき、今後も適正な農産物検査をお願いしたい」と力を込めました。
熊本県主要農作物改良協会は平成30年産作付用種子における需給状況の説明を、各採種JAからは産地の作柄状況の報告があり、種子の確保見込数量の確認を行いました。