栽培技術の平準化目指す/平成29年産アンジェレ栽培技術講習会
一覧へ戻る[2017-11-24]
JA熊本経済連は、熊本市北区植木町でJA全農オリジナル品種のミニトマト「アンジェレ」の栽培技術の平準化を図るため栽培技術講習会を開き、県内JAから生産者や営農指導員などおよそ50名が参加しました。
アンジェレはJA全農が生産から販売まで一貫して取り組むオリジナル品種のブランドミニトマトです。
甘みが強くヘタが無い状態で販売するため、おやつやおつまみとして消費地を中心に人気が高まっています。
冬春作において、熊本県は全国アンジェレ栽培面積の約90%を占める一大産地となっています。
今まで講習会は不定期の開催でしたが、今年度から定例化することで高収量と高品質につなげ、所得向上をねらいます。
研修会は、JA全農営農・技術センターの柴智徳主管を講師に招き、高収量を達成するために冬期に向けた栽培管理のポイント
①葉の長さに応じた管理
②適正な果数による草勢維持
③潅水(かんすい)と温度の変化――などについて理解を深めました。
①葉の長さに応じた管理
②適正な果数による草勢維持
③潅水(かんすい)と温度の変化――などについて理解を深めました。
現地検討では、同町の圃場で生育状況の確認や意見交換を行いました。
熊本県内のアンジェレ生産について、作付面積は13・6ヘクタール。58名の生産者が栽培を行っています。