本年産の生産状況を確認/平成29年産冬春花き生産販売対策会議
一覧へ戻る[2017-11-01]
JA熊本経済連は10月中旬、同経済連ホールで平成29年産冬春花き生産販売対策会議を開き、冬春期(平成29年11月~翌年5月)の販売目標金額27億円を掲げました。
会議には生産者、熊本県、全国の花き卸売市場など、関係者らおよそ80名が出席し、本年産の生産状況を共有しました。
同経済連園芸部によると本年産冬春花きについて、作付面積が138ヘクタール(前年比98%)・出荷数量は29,112千本(同103%)と、天候不順に伴う生育不良が発生した昨年から回復する見通しです。
2度台風の接近があったものの影響は少なく、主要5品目(=トルコギキョウ・カスミソウ・キク・カラー・アリアム)をはじめ、本格的な出荷が始まる11月以降に向けて順調に生育しているとのことです。
生産者を代表してJAグループくまもと花き部会の松崎武司部会長が、「部会では『日持ち認証制度』の積極的な取得を促し、品目や地域を越えて品質向上に取り組んでいる。生産者が安心して生産できるようにしていきたい」と力強く挨拶しました。