肉畜の御霊に感謝、冥福祈る/平成29年度畜魂祭
一覧へ戻る[2017-10-18]
(株)熊本畜産流通センター(=JA熊本経済連グループ)は12日、肉畜の御霊を弔う「畜魂祭」を菊池市の同社内で執り行いました。
JAや行政団体、取引先などから畜産関係者約60名が参列。
昨年1年間にと畜された肉豚17万1000頭と肉牛1万9000頭の御霊に対して感謝するとともに、生命の尊さを再確認し、冥福を祈りました。
同社の加耒誠一代表取締役社長は、「畜産農家の経営安定、国民の貴重な食材として尊い命を捧げてくれた肉豚・肉牛に対する慰霊を関係者一同のもと厳粛に終えることができた。今後も当社は、信頼される商品の提供に取り組み、地域社会に貢献することを目指す」と述べました。
住職による読経のあと、参列者全員で焼香をして畜魂に祈りを捧げました。
熊本県最大のと畜能力を有する同社では、と畜処理から部分肉の製造、販売までを一貫して行っています。国際的な衛生管理基準のHACCP(ハサップ)認証の取得や、海外11カ国・地域から輸出認可を受けるなど、安全・安心な食肉の提供に力を入れています。