良い子牛づくり学ぶ/JA肉牛担当者研修会
一覧へ戻る[2017-09-28]
JA熊本経済連はこのほど、菊池市七城町の㈱熊本畜産流通センターで県内JAの肉牛担当者を対象に研修会を開き、県内JAと関係団体からおよそ35名が参加しました。
全国的に素牛不足が続いている中で生産基盤の維持・拡大に取り組むため、今回は哺育・育成・繁殖牛について研修し、良い子牛づくりについて知識を深めました。
研修会では、JA全農畜産生産部の福島勝美氏が「購買者が好む子牛づくりと素牛相場の推移」と題して血統情報や種雄牛の特徴と枝肉価格を示しながら説明しました。
また、JA全農福岡畜産生産事業所推進課の出田篤司氏と白澤篤氏が、ゲノム育種価情報を活用した牛群改良について全農ET研究所が取り組んでいる受精卵事業と活用方法を説明しました。
㈱科学飼料研究所の清水紘子氏は子牛に使用する初乳製剤や添加剤の特性と給与方法を紹介し、参加者は理解を深めました。
そのほか、牧草の情勢報告や、経済連職員による代用乳についての説明も行われました。