GAPなどについて研修/JA茶担当者研修会
一覧へ戻る[2017-09-01]
熊本県経済連茶生産流通協議会(事務局=JA熊本経済連)はこのほど、益城町の経済連茶入札場で県内産地JAの茶担当者を対象に研修会を行いました。
研修会は毎年開催されているものです。今回は講師として熊本県農業革新支援センターの小野亮太郎専門員を招き、安全・安心な「くまもと茶」の生産に繋げようとGAP(=農産物生産工程管理)への取り組みを中心に研修を行いました。
「食品安全」「環境保全」「労働安全」の3つの観点から、関係法令を遵守し農作業での工程について適切な管理・記録を実践するGAPの重要性について説明があり、導入のメリット、活用方法なども紹介されました。また、9月からスタートする「くまもと県版GAP」や県内での認証に向けた動きについても最新の情報が伝えられました。
主要作物の経営モデルとして熊本県が作成している「経営指標」の解説もあり、担当者は実際に茶農家の経営指標を見ながら、項目や数値の見方について説明を受け、理解を深めました。
小野専門員は「茶生産者は常に大型機械と隣り合わせのため、GAPに取り組むことで農作業事故が起こらないよう指導をお願いしたい」と話しました。