全国の市場関係者と意見交換/平成28年産いちご生産販売総合検討会
一覧へ戻る[2017-08-18]
JA熊本経済連はこのほど、熊本市内のホテルで平成28年産いちご生産販売総合検討会を開き、販売実績の報告や次年産に向けた生産販売面での検討を行いました。
平成28年産いちご(平成28年10月~平成29年6月)は出荷数量7195トン、販売金額は84億3313万円でした。
作付面積は前年対比で99%と減少しましたが、収量性が高い県育成品種「ゆうべに」の栽培が県下各地で始まったことから数量は前年対比109%と大きく増加しました。
「ゆうべに」については現在、生産面と指導面の双方から力を入れており6次化にも取り組んでいます。今後も農家の経営安定を目指し県などと協力しながら普及をすすめます。
平成28年産県産いちごは、昨年9月から連続して台風が接近したため苗不足が生じ数量が伸び悩んだものの、年明けからは順調な生育で推移し競合品目も数量が少なかったため安定した販売が行われました。
検討会では、全国から集まった市場関係者らと意見交換し問題・課題を共有。次年産に繋げることを確認しました。