熊本県花き協会トルコギキョウ部会（事務局＝ＪＡ熊本経済連）は５月に実施したトルコギキョウ品評会の表彰式を熊本市南区で開きました。

 

品評会は生産者の技術向上とニーズに合った生産の推進が目的で、県内生産者が４７点を出品していました。６名の審査員が草姿や商品価値、病害虫などの項目について審査し、金賞に永森ミツ子さん（ＪＡくま）出品のボヤージュサクラを選びました。

 

表彰式では、入賞者が熊本県花き協会トルコギキョウ部会の吉永親部会長から表彰状を受け取りました。

永森さんは「毎日『綺麗に咲いてね』と思いながら、愛情を込めて育てている。受賞できて嬉しい」と話していました。

 

審査委員長を務めた熊本県農林水産部の柳田義弘課長補佐によると「出品された花は管理が行き届いていた。ボリュームや発色が良く､高品質なものが出揃っていた」とのことです。

熊本県のトルコギキョウ出荷量は、１１３０万本で全国２位となっています。

 

その他の入賞者は次のとおりです。

▼銀賞＝溝辺研太郎さん（ＪＡくま）（品種：レイナホワイト）、本山一広さん（肥後花市場）（品種：ボヤージュグリーン）
▼銅賞＝村田一樹さん（ＪＡやつしろ）（品種：ボンボヤージュスイートピンク）、野中昭宏さん（ＪＡ菊池）（品種：ボヤージュローズピンク）、藤本哲郎さん（花き農協）（品種：ピッコローサレッド）
▼特別賞＝札元勇起さん（ＪＡあまくさ）（品種：ボヤージュローズピンク）