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若手生産者と「茶共進会」の審査員が意見交わす/くまもと茶求評会

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[2017-08-08]

熊本県経済連茶生産流通協議会(事務局=JA熊本経済連)は、良質な茶の生産に役立ててもらおうと、益城町の経済連茶入札場で茶求評会を初開催しました。
 
事前に同協議会が行った「茶共進会」の出品者のうち若手生産者を中心におよそ20名が参加し、審査員の一人である熊本県農業革新支援センターの小野亮太郎主幹と意見を交わしました。
 
会場には共進会に出品された普通煎茶14点と蒸製玉緑茶35点の計49点が並び、小野主幹は高得点を獲得した茶を例に挙げ、外観や湯を注いだ時の水色・香気・滋味について、審査のポイントと講評を伝えました。
 
小野主幹によると、「地域の枠を越えて茶生産者が集まり、現物を見ながら意見を交わすことは珍しい」ということです。
 
協議会青年部の野口大樹部長(JAかみましき)は、「県内の産地ごとに勉強会は行っているが、これだけの種類を見られる機会は滅多にない。とても勉強になる」と力強く話しました。
 
参加者は共進会の採点用紙を使って模擬審査を行ったほか、タブレット端末による模擬入札も体験し、理解を深めました。
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