経験年数2年以下の職員を対象に研修会/熊本県JA葬祭事業連絡協議会研修会
一覧へ戻る[2017-07-12]
熊本県内の10JA・3子会社でつくる熊本県JA葬祭事業連絡協議会(事務局=JA熊本経済連)はこのほど、熊本市の同経済連ホールで県内JA葬祭センターの職員研修会を開きました。
今回は経験年数2年以下の職員を対象に実施。様々な葬儀の形態や葬儀に対する意識の変化・変遷を理解し、柔軟に対応できるような知識を身につけてもらおうと、JA全農生活リテール部の常田茂氏が葬儀に関する全般的な知識・専門用語について講演を行いました。
「穢(けが)れ」を忌避する日本独自の考え方や風習、歴史的な背景を解説したのちに、お清めや焼香等を行う理由について説明しました。
また、他県と熊本県での葬儀の特徴を比べ、地域間に違いがあることなどを確認しました。
常田氏は研修の中で「葬儀における所作の本来の意味や解釈を理解した上で葬儀を行うことで、遺族の方に大きな安心感を与えることができる」と話しました。
協議会では本年度職員研修を4回予定しており、「受付渉外研修」や「接客接遇研修」など毎回内容を変えて行われます。