ＪＡ熊本経済連はこのほど、ＪＡやつしろ北部総合営農センターと同ＪＡのふれあいＳＳで県内のＪＡ－ＳＳスタッフを対象にハイブリッド車（＝低圧電気車）講習会を開きました。

 

接客サービスの充実と資質の向上を図るＪＡ－ＳＳ教育研修の一環として平成２７年度から始めたものです。内容は、低圧電気車の取り扱い業務に準じた安全衛生特別講習で、受講により資格の取得が可能となります。

 

アポロリテイリング株式会社中央訓練所の斉藤博人さんを講師に、ガソリン車とは異なり低圧電気を使用するハイブリッド車について理解を深めました。

基礎的な知識のほか、作業用具、関係法令や感電時の対処法などについて幅広く学びました。

また、点検方法について、実際に車をリフトで持ち上げて配線や部品の位置をひとつずつ確認しました。

 

参加者全員が、ハイブリッド車についての専門的な講習を受けるのは初めてで、積極的な質問がありました。講習の最後には確認テストやレポートの提出もあり、参加者には後日修了証が渡されます。

 

斉藤さんは「組合員の方もハイブリッド車が増えてきている。ＳＳとしても対応できるよう、この講習を機に整備できるようになってほしい」と参加者の今後の活躍にエールを送りました。