県とJAが連携、営農指導体制強化へ/アスパラガス栽培技術向上対策会議
一覧へ戻る[2017-06-29]
JA熊本中央会・連合会の担い手・法人サポートセンターは6月19日、JA熊本経済連と熊本県と連携しアスパラガス栽培技術向上対策会議を開きました。
JAの営農指導員や熊本県の普及指導員などおよそ40名が出席しました。
この会議は経済連が県内JAのアスパラガス担当者を集めて開催していた「JAアスパラガス担当者会議」を発展させたもので、参集範囲を熊本県の普及指導員や関係機関まで新たに広げました。
新規生産者の加入や生産拡大がすすむ中、生産者間での収量に差がみられるアスパラガスに関して、JAグループ熊本と熊本県が連携し技術と情報を共有することで、栽培技術の向上と営農指導体制の更なる強化を目指します。
会議ではJA担当者が産地の状況及び取り組みについて報告したほか、春芽期の収量減について気象環境のデータ解析を踏まえて原因を検討し、安定生産に向け協議しました。また、JA菊池管内の圃場の視察も行いました。
今後は県の「ALLくまもと農産物生産支援体制強化事業」を活用し、JAと県との間で生育状況や栽培管理指針などのデータベースを共有化することも計画されており、一丸となって農家の経営安定のための取り組みを進めて参ります。