安全祈願祭を開催/JA熊本経済連農産物物流基地新設
一覧へ戻る[2017-06-27]
JA熊本経済連は6月19日、菊池市泗水町の田島工業団地内で農産物・物流基地の新築工事が始まるにあたって、安全祈願祭を行いました。
関係者約40名が出席し、経済連の加耒誠一会長らが玉串を奉げ工事中の無事故・無災害を祈願しました。
物流基地は2018年3月末に完成予定です。鉄骨平屋建て、延床面積4773・2平方メートルの低温倉庫で、最大7720・8㌧の収容能力があります。
基地内には熊本地震の発生を受けて地震による荷崩れを防ぐための枠も取り付けるなど、安全面にも配慮します。
被災施設の集約によるコストの低減、フレコンばら保管施設の導入による品質保持と物流合理化による円滑な集出荷を実現し、県産米の評価向上を目指します。
加耒会長は「県内農業倉庫は熊本地震で大きな被害を受け、倉庫機能の復旧は不可欠。弊会の物流基地は、今後も円滑な集出荷と保管を継続する大きな役割を担っている」と力強く話しました。