農家の負担軽減を目指し実証試験/水稲鉄コーティング種子直まき栽培試験
一覧へ戻る[2017-06-16]
JA熊本経済連は、クボタアグリサービス㈱およびJA熊本市、JAやつしろなどと連携し、平成29年度の水稲鉄コーティング種子の直まき栽培試験を始めました。取り組みは3年目になります。
今回播(ま)いた種子は、JA熊本経済連や県内のJA担当者でコーティングしたものを使っています。
6月上旬にはJAやつしろ管内の圃場で、専用の機械を使い「ヒヨクモチ」を播種(はしゅ)。JA、熊本県などから担当者が立ち会いました。同様に、JA熊本市管内でも「くまさんの力」を播種して栽培試験を行っています。
鉄コーティング水稲種子の直まき栽培では育苗に係る労力軽減がメリットで、農作業の分散化により規模拡大に繋がると期待されています。
経済連の担当者は「実証試験等で低コスト生産技術確立に取り組み、農家組合員の負担軽減と米の安定生産に繋げたい」と話しています。