作業手順などを確認/水稲種子の鉄コーティング作業講習会
一覧へ戻る[2017-05-30]
JA熊本経済連は5月22日、JAやつしろ東部カントリーエレベーターで「水稲種子の鉄コーティング作業講習会」を開きました。
水稲作業の省力化やコスト低減が期待される鉄コーティング直まきについて、JA担当者や生産農家に理解を深めてもらおうと初めて開催しました。
経済連のほか、JA熊本市、JAやつしろ、熊本県、クボタアグリサービス(株)から約30名が参加しました。
受講者は、クボタアグリサービス(株)と経済連の担当者から説明を受けながら「くまさんの力」と「ヒヨクモチ」の水稲種子のコーティング作業を実習。
専用の機械を使って種子の周りを鉄粉や焼石膏で覆い、シートの上で広げ酸化・乾燥させました。
専用の機械を使って種子の周りを鉄粉や焼石膏で覆い、シートの上で広げ酸化・乾燥させました。
鉄コーティング水稲種子の直まき栽培では育苗に係る労力軽減ができ、作業の分散化による規模拡大など農家経営の向上が期待されています。
同経済連の担当者は「実証試験等で低コスト生産技術確立に取り組み、農家組合員の負担軽減と米の安定生産につなげたい」と話しています。