熊本県花き協会トルコギキョウ部会は５月１６日から１８日までの３日間、熊本市中央区の熊本県庁ロビーで品評会を開きました。
生産者の技術向上とニーズに合った生産の推進が目的です。県内生産者が４７点を出品しました。

審査の結果、金賞に永森ミツ子さん（ＪＡくま）出品のボヤージュサクラが選ばれました。

県、県内市場、実需者、ＪＡ熊本経済連の担当者ら６名が草姿や商品価値、病害虫などの項目について審査。
審査委員長を務めた熊本県農林水産部の柳田義弘主幹は「トルコギキョウは県の重点振興品目で農家の生産意欲が高く、出品された花は管理が行き届いていた。ボリュームや発色が良く､高品質なものが出揃った」と講評を述べました。

来場者による人気投票では、札元勇起さん（ＪＡあまくさ）出品のボヤージュローズピンクが特別賞に選ばれました。表彰式は７月に予定しています。
熊本県のトルコギキョウ出荷量は、１１３０万本で全国２位となっています。

その他の入賞者は次のとおりです。

▼銀賞＝溝辺研太郎さん（ＪＡくま）（品種：レイナホワイト）、本山一広さん（肥後花市場）（品種：ボヤージュグリーン）
▼銅賞＝村田一樹さん（ＪＡやつしろ）（品種：ボンボヤージュスイートピンク）、野中昭宏さん（ＪＡ菊池）（品種：ボヤージュローズピンク）、藤本哲郎さん（花き農協）（品種：ピッコローサレッド）