新品種「ゆうべに」の規格統一に向けて協議/JAいちご担当者会議
一覧へ戻る[2016-12-20]
JA熊本経済連はこのほどJAいちご担当者会議を開き、今年から本格的な生産が始まった熊本県育成いちご「ゆうべに」の規格について協議しました。本年産についての会議は5回目です。
県内主産地JAのいちご担当者をはじめ、熊本県やJA熊本中央会・連合会担い手・法人サポートセンターの職員らが出席し、くまもとブランド確立のため意識統一を図りました。
生産者から出荷された「ゆうべに」のうち、産地JAごとに無作為に抽出。95パックを査定しました。
1パックあたりの規定重量や玉数、糖度を測定。同経済連と(一社)熊本県野菜振興協会が作成した規格表に照らし合わせながら、果形や着色、品質が出荷規格に合っているかを確かめました。
また、「ゆうべに」の品質を維持したまま市場へと運ぶため、大阪と東京で行われた平パック輸送試験の結果も報告されました。
JA熊本経済連園芸部は「本格的な出荷は1年目。県下統一した品質基盤づくりを関係者一丸となってすすめており、いちご農家の所得向上に繋げたい。」としています。今後も会議は定期的に開かれる予定です。
★「ゆうべに」について、詳しくはこちらをご覧ください!