野球の楽しさと食の大切さ伝える/JA全農WCBF少年野球教室
一覧へ戻る[2016-11-29]
一般財団法人世界少年野球推進財団(WCBF)は人吉市で、少年野球教室を開きました。JA全農が特別協賛し、同市やJA熊本経済連などが協力しました。
教室は、野球の楽しさや食の大切さを伝えるため毎年全国各地で実施されています。
熊本県での開催は10年ぶり2回目。人吉地域の7チームから選手や保護者など161名が参加しました。
元プロ野球選手の市川和正氏・西崎幸広氏・緒方耕一氏・柴原洋氏の4名が、子供たちにバッティングやストレッチなど基本を指導しました。
一人ずつフォームを確認し「もっと全身を使ってみよう」「上手だね」などと声をかけ、子供たちは真剣な表情で話を聞きました。
また、野球チームの指導者を対象にトレーナーの鈴木拓哉氏が講習会を開いたほか、
保護者向けには栄養学教室もあり、立命館大学スポーツ健康科学部の海老久美子教授が成長期球児の食事について、健康な体づくりのアドバイスを伝えました。
地元熊本県産の農畜産物を中心に機能性の説明があり、同経済連の職員がイチゴの新品種「ゆうべに」を紹介しました。
WCBFは、王貞治氏とハンク・アーロン氏が提唱して野球を正しく世界に普及させ青少年に友情と親善の輪を広げようと始めた世界少年野球大会を契機に設立。JA全農グループが趣旨に賛同し、野球教室に協賛して今年で24年目の取り組みとなりました。