適正な種子籾の検査に繋げる/平成28年産種子籾検査程度統一会
一覧へ戻る[2016-11-24]
県内で種子籾の収穫が終了するのに合わせて、熊本県主要農作物改良協会は合志市のJA教育センターで、平成28年産種子籾検査程度統一会を開きました。
県内採種JAから農産物検査員が集まり、産地が提出した本年産種子籾のサンプルを格付けし、目慣らしを行いました。
JA間で各等級の「合格」、「準種子」、「規格外」および「疑問品」の認識を統一することで適正な検査に繋げます。
サンプルは、食用米31点と飼料用米2点で、整粒の割合などを見ながら格付けしました。
九州農政局と熊本県JA農産物検査協議会(事務局=JA熊本経済連)が決めた等級と照らし合わせ、検査員は見直しと検討を行いました。
九州農政局の木許英治検査技術指導官が「統一会を通じて等級と本年産の特徴を把握いただき、今後も適正な農産物検査をお願いしたい」と力を込めました。
同日は、熊本県主要農作物改良協会から平成29年産作付用種子における需給状況の説明と、各採種JAから産地の作柄状況について報告もありました。