正確な格付け能力磨く/平成28年産米穀検査程度統一会
一覧へ戻る[2016-10-13]
10月7日、熊本県JA農産物検査協議会(事務局=JA熊本経済連)は県内での米の収穫が本格化するのに合わせて平成28年産米の検査程度統一会を開きました。
米の等級を格付けする農産物検査員が県内全域から集まりました。九州農政局の検査指導担当者も参加。
検査員は、各JAから提出されたサンプルを格付けし、目慣らしを行いました。
全国JA農産物検査協議会の遠山和治技術主幹は「統一会で目慣らしをして良い検査をし、良い商品を流通させることがJAの発展に繋がる」と力を込めました。
同日は、経済連から米穀情勢の説明と各JAから産地の生育状況の報告があり、生育は概ね順調であり、収量も期待できるとの報告が多数ありました。
熊本県内は、現在、阿蘇地区を中心に検査が行われており、今後は、県内平野部も順次検査が始まっていく予定です。
熊本県における本年産米の検査状況は8月末時点で4800トン。JAグループ全体として本年産の検査数量は7万トンを見込んでいます。