納棺について研修/熊本県JA葬祭事業連絡協議会職員研修会
一覧へ戻る[2016-10-06]
熊本県内の10JA・3子会社でつくる熊本県JA葬祭事業連絡協議会(事務局=JA熊本経済連)は10月4日、同経済連ホールで県内のJA葬祭センター職員を対象に研修会を開き、故人を棺に納める「納棺」について専門知識を深めました。
講師には、復元納棺師として13年の経験を持つ、株式会社桜の笹原留似子代表取締役をお招きしました。遺族の希望を多く取り入れる「参加型納棺」を目指して、故人を安らかな顔に整えるマッサージや、硬直した体や合掌の解き方、衣服の着脱などを解説していただきました。
参加者は、笹原代表のアドバイスのもと関節と筋肉を意識しながら、故人役の指や腕を丁寧に動かしていました。
また、感染予防のための正しい消毒の仕方を全員で実践。安全、迅速に処置を進めながら、遺族への気配り・心配り(=グリーフサポート)も行い、満足度の高い納棺ができるよう指導がありました。
また、感染予防のための正しい消毒の仕方を全員で実践。安全、迅速に処置を進めながら、遺族への気配り・心配り(=グリーフサポート)も行い、満足度の高い納棺ができるよう指導がありました。
笹原代表は「適切な処置をしつつ故人の思い出を語るおだやかな時間を提供し、ご遺族の不安をひとつずつ安心へ変えていくことが大切です。」と呼びかけました。
★熊本県JA葬祭事業連絡協議会についてはこちら。
http://www.jakk.or.jp/sousai/
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