JA熊本経済連が菊池市との立地協定に調印/物流基地新設
一覧へ戻る[2016-10-05]
JA熊本経済連は9月27日、菊池市泗水町の田島工業団地内に農産物の物流基地を新設するにあたり、同市との立地協定調印式と記者会見を行いました。
物流基地は低温倉庫で、7000トン規模です。県産米(玄米)が県内全域から収容可能となります。
物流基地は低温倉庫で、7000トン規模です。県産米(玄米)が県内全域から収容可能となります。
建設予定地は高速道路への交通アクセスが良好となっており、物流の合理化による流通経費削減で農家所得の増大を目指します。
また、15度の低温で米を保管し劣化を防いで品質を保つことで、県産米の評価に繋げる狙いもあります。熊本地震の発生を受けて地震による荷崩れを防ぐための枠も取り付ける予定で、安全面にも配慮しています。
また、15度の低温で米を保管し劣化を防いで品質を保つことで、県産米の評価に繋げる狙いもあります。熊本地震の発生を受けて地震による荷崩れを防ぐための枠も取り付ける予定で、安全面にも配慮しています。
県内の農業倉庫は老朽化が進んでおり、被災を機に再編し、保管機能などの集約による効率的な物流・保管体制の構築に取り組みます。
同経済連の加耒誠一会長は「無事この日を迎えられてほっとしている。農業倉庫の建設を機に菊池市や各JAと連携を深めていきたい」と述べました。
菊池市の江頭実市長は「農業が主要産業の本市で、JAに進出いただいたことは大きな意義をもたらす。市としても熊本の農業の発展に力を尽くしたい」と述べ、調印のあと笑顔で握手を交わしました。