畜産飼料について研修/2016年度JA飼料窓口担当者研修会
一覧へ戻る[2016-09-26]
JA熊本経済連は9月16日、熊本市の同経済連7階ホールでJA飼料窓口担当者研修会を開き、県内のJAから購買担当の職員などおよそ35名が参加しました。
畜産飼料に関する幅広い知識を伝えるため、年に1回実施しているものです。
JA全農などから講師を招き、飼料の基礎知識や情勢について研修をしました。
研修では、JA全農福岡畜産生産事業所の佐野廉氏と内藤圭輔氏が「とうもろこし基礎講座」と題して、とうもろこしの流通や価格構成、飼料の相場が変動する要因などについて紹介しました。
参加者からは積極的な質問が上がり、丁寧に解説しました。
また、配合飼料の基礎知識や秋播き種子、種子の情勢についての講座もあり、理解を深めました。
取引先の担当者による自社商品のプレゼンテーションや、同経済連担当職員による冬場対策資材の紹介、2016年度の配合飼料維持・拡大を目的とする生産性向上対策の要領についての説明も行われました。
同経済連畜産部の坂本隆徳部長は、「熊本地震で畜産農家の方の多くが被災されているなかで、JAと一緒になって基盤を守っていきたい。お伝えした知識を、業務で活かしてほしい」と述べました。