ＪＡ熊本経済連は菊池市七城町の（株）熊本畜産流通センターで、ＪＡの指導のもとで生産・出荷している４０歳以下の経営主及び後継者、就農５年以内の新規就農者を対象に勉強会を開きました。

ＪＡグループくまもとが一体となって、肉牛肥育生産の担い手（後継者）育成を図り、生産基盤の維持・拡大に努めるとともに「和王」「味彩牛」などの県産牛銘柄向上を目指します。

ＪＡ全農ミートフーズ㈱九州支社の中村宏部長が「牛枝肉の見方、好まれる枝肉」をテーマに講演。
消費者や業者から好かれる枝肉を解説しました。出荷されてからの流通経路や近年の牛肉の情勢についての説明も行い、幅広い知識を伝えました。
参加した生産者から質問も上がり、活発な意見交換が行われました。

また、勉強会には黒毛和種の肉牛３０頭、褐毛和種９頭、交雑種１頭が出品され、枝肉展示、格付け審査と講評がありました。

同経済連畜産部の坂本隆徳部長は「畜産農家の今後の経営安定に向けた取り組みとして、この勉強会を活用頂きたい」と話しています。

勉強会入賞者は次のとおり

◇黒毛和種の部
▽金賞＝川口祐平さん（ＪＡあしきた）
▽銀賞＝斉藤公祐さん（ＪＡ菊池）
▽銅賞１席＝出口正輝さん（ＪＡ菊池）▽銅賞２席＝佐々隆文さん（ＪＡ菊池）
◇褐毛和種の部
▽金賞＝斉藤誉尚さん（ＪＡ菊池）
◇交雑種の部
▽金賞＝志水貴宏さん（ＪＡ菊池）