ＪＡ熊本経済連は７月５日から７日までの３日間、毒物劇物取扱者試験（農業用）を受験するＪＡ職員１４６名を対象に熊本県内２ヶ所で講習会を開催しました。

受験をサポートしようと、毎年試験前に経済連の職員が講師となり、試験概要や出題傾向の説明、法規・基礎化学など試験範囲の解説を行っています。

現在、毒物劇物取締法により、毒物・劇物に該当する農薬を取り扱う店舗ごとに専任の毒物劇物取扱責任者の設置が義務付けられているため、各ＪＡは必須資格に位置付けています。

講師の一人である同経済連肥料農薬課の開田和歌子課長補佐は「講習を基本にして、１ヵ月間自分なりの学習を加えステップアップしていただきたい。全員の合格を祈念しています」とエールを送りました。

試験は２００７年から九州８県で試験日、試験問題を統一して実施しており、２０１６年度は８月９日に予定されています。