ＪＡ熊本経済連は６月２２日、熊本市中央区の同経済連ホールで「平成２７年産冬春花き生産販売総合検討会」を開き、販売実績の報告や次年産に向けた生産販売面での検討を行いました。

冬春花き（平成２７年１１月～平成２８年５月）は、出荷数量２８７５万４千本（前年比１００％）、販売実績２８億４２９６万円（同９８％）となっています。
台風上陸による活着不良と欠株の発生、曇天や高温の影響など数量は伸び悩んだものの、目標としていた販売金額２８億円を上回りました。

経済連の松下隆裕専務は主催者挨拶で「震災や豪雨など自然災害が続く中、産地と消費地が結束した成果。これからもより強固なものにしていきたい」と述べました。

ＪＡグループくまもと花き部会の主要５品目「トルコギキョウ」「カスミソウ」「キク」「カラー」「アリアム」の各専門部会による分科会があり、部会員は全国から集まった市場関係者らと意見交換し本年産の問題・課題を共有。次年度につなげることを確認しました。
その後の全体会では、経済連の担当者が生産販売実績などについて報告をしました。

同部会の溝辺敬志部会長は、「これから、一丸となって品質向上のための『日持ち性向上品質管理認証』取得支援や、若い生産者の育成に力を入れたい。」と意気込みを語りました。 

●『ＪＡグループくまもと花き部会』ホームページ：http://www.jakk.or.jp/kakibukai/