平成２８年熊本地震で被災したＪＡ熊本経済連グループの地産地消レストラン「農家れすとらん“しのじの”」が約１ヶ月ぶりに営業を再開しました。

同店は４月１４日の前震でワインセラーなど店内設備が破損。
食器もほとんどが割れ、野菜の仕入れも滞るなどしたため翌日から休業していました。
急ピッチで復旧作業を進め、５月９日から営業再開。当初はディナーのみの営業でしたが常連のお客様から「是非昼も店を開けてほしい」との要望を受け、５月１３日にランチも再開しフルオープンしました。

「“想いを旨いに”―震災にも負けず農家から毎日届く採れたての新鮮な野菜や果物。―その想いのつまった素材を最大限に活かしおもてなしする事が“しのじの”の使命です。―頑張るばい熊本」
スタッフの思いを込めたメッセージボードを制作し、店の入口正面に設置しました。

スタッフは「野菜も９割程度仕入れることが出来るようになったので、通常のメニューを提供しています。震災前に比べるとお客様はまだ少なく、熊本県産の美味しい農畜産物を味わいに気軽に来店してほしいです」と話しました。
「しのじの」では「熊本県産野菜で食事客を元気づけ笑顔にしたい」とし、セットメニューを注文すると人気のサラダバーを無料でサービスしているほか、復興応援メニューも提供しています。５月末までです。
 
▼農家れすとらん「しのじの」についてはこちら　http://shinojino.jp/