販売目標必達へ結束/2016年産春夏瓜類・春野菜出荷大会
一覧へ戻る[2016-04-07]
JA熊本経済連は熊本市内のホテルで、2016年産春夏瓜類・春野菜出荷大会を開きました。
生産者や全国の取引市場、JA関係者など約300名が出席し、販売目標金額350億円(春夏瓜類95億円、春野菜255億円)の達成を誓いました。
2016年産の生産計画(3~6月)は、春夏瓜類で作付面積1071・0㌶(前年比95%)、出荷数量3万3687㌧(同94%)、春野菜で作付面積2775・9㌶(同103%)、出荷数量8万2508㌧(同104%)を見込んでいます。
同経済連は「本年産は、瓜類で昨年の台風による施設被害や高齢化のため、小玉スイカの作付面積・出荷計画の減少が顕著。メロン類でも高齢化・他品目への転換・土壌病害などの要因で減少が続いている。野菜では、トマト・ミニトマトで高齢化などにより栽培戸数が減少する一方、事業活用による規模拡大で作付面積が増加。アスパラガスとブロッコリーは新規生産者加入により作付面積が拡大している。キャベツ・馬鈴薯も同じく増加傾向」としています。
JAグループ熊本では本年度の販売目標金額達成に向け、①「環境変化に対応した商品づくり」、②「実需者に求められる供給体制」、③「売り場確保に向けた販売支援」、④「産地一体となった熊本ファンづくり」の4つの基本方針を新たに策定。
同経済連の加耒誠一会長は挨拶で「異常気象により生産農家にとっては厳しい年となったが、生産者の努力により出荷量は順調に推移している」と述べ、「これからも美味しい野菜や果実をお届けすることで、安全・安心を求める消費者の皆さんの期待に応える。産地の思いを消費地へ発信し、ブランド力向上のため一丸となって取り組む」と決意を新たにしました。