ＪＡ熊本経済連グループが、熊本県産農畜産物の情報発信拠点として２０１３年にオープンした「農家れすとらん『しのじの』」では、ファンづくりのためにスタッフが一丸となって取り組んでいます。
店の入り口の黒板に、その日使用する食材の産地と生産者の名前を明記し安全・安心な料理を提供しており、新鮮な野菜や果実が食べられる「サラダバー」は特に人気があります。

ファン獲得に向けた企画会議を毎週開いて、新たなメニュー作りや企画の考案にも力を注いでいます。支配人や料理長などの店舗スタッフをはじめ、店を運営する㈱エーコープ熊本、経済連の担当者も参加しています。
会議の参加者は「考えた企画がお客様に気に入って頂けるかは、やってみなければ分からない。『まずやってみる』が合言葉です。」と話しました。

現在まで、地元テレビ局とタイアップして「『くまもとのりんどうポーク』のフランクフルトソーセージ・ハンバーグ」を開発、提供したほか、「くまもと黒毛和牛『和王』のひつまぶし」、「トマトすき焼き」など、目新しいメニューも積極的に取り入れてきました。

１２月からは、毎月第３水曜日のランチタイム限定で「『和王』と『りんどうポーク』のハンバーグ食べ放題」が新たに始まりました。同店での食べ放題の企画は初めてです。
普段は女性客で賑わうランチタイムですが、同日は若い男性客の姿も目立ちました。
食べ放題を注文した男性は「手頃な値段で贅沢なハンバーグをたくさん食べられて満足です。８個食べました」と笑顔。同店の今後に期待が膨らみます。