2015年度熊本県堆肥共励会表彰式が開催されました
一覧へ戻る[2015-12-16]
熊本県耕畜連携推進協議会(事務局:JA熊本中央会・連合会営農生活センター)は12月11日、合志市のJA熊本教育センターで熊本県堆肥共励会表彰式を開きました。
良質堆肥による土作りを基本とした環境保全型農業を推進すると共に、堆肥生産者の生産技術の高位平準化と耕種農家のニーズに合った堆肥作りによる利用促進を目指します。
県内の畜産農家や組織・団体等を対象に募集を行い、審査の結果、熊本宇城農業協同組合健康土づくりセンターを大賞の熊本県知事賞に選びました。
管内肥育部会員と契約し家畜ふんを受け入れているほか、大型商業施設や病院等の食品残渣、管内選果場の選果くずと食品工場より排出される抽出粕などを利用している点が評価されました。
同センターはISO認証登録も受けています。
同協議会の中村秀朗会長は挨拶で「4年前からは表彰枠を拡大して出品者の意欲向上を図っている。19回目となった共励会だが116点の応募があり、堆肥作りへの関心の高さがうかがえる」と力を込めました。
同日はスキルアップセミナーも行われ、「家畜ふんペレット堆肥の有機質肥料としての利用技術」と題しJA全農九州営農資材事業所の松元順主席技術主管が講演を行いました。
入賞者は次のとおりです
▽熊本県知事賞(大賞)=熊本宇城農業協同組合健康土づくりセンター
▽熊本県畜産協会長賞(畜種部門)=山鹿市バイオマスセンター(乳牛部門)、熊本宇城農業協同組合 健康土づくりセンター(肉牛部門)、(有)綱田牧場(中小家畜部門)
▽熊本県農業協同組合中央会長賞(作物部門)=山鹿市バイオマスセンター
▽熊本県耕畜連携推進協議会長賞=玉名農業協同組合玉名堆肥センター(耕畜連携部門)、該当なし(新人部門)