6次産業化ネットワーク会議開催 JAと県が6次産業化後押し
一覧へ戻る[2015-10-16]
JA熊本経済連とJA熊本中央会・連合会営農生活センターは10月6日、熊本市東区の熊本県産業技術センターでJA熊本6次産業化ネットワーク会議を開きました。
会議は、県下JAおよび関係機関と情報を共有し、連携した取り組みを進め熊本県産農畜産物の加工品の開発・製造・販売の強化を図るため2013年から定期的に開催しています。
会議には熊本県と熊本6次産業化サポートセンターの担当者も加わりました。
全国での6次産業化の現状や、JAやつしろと同経済連における6次産業化の取り組みの事例紹介など、一丸となって県産農畜産物の6次産業化に取り組んでいくための情報交換が行われました。
熊本県産業技術センター食品加工技術室の大王龍一室長は
「当センターでは6次産業化の食品加工をサポートする新しい機械が数多くあります。今までにないような物を試作したいという要望に応えたい」と話し、施設の概要を説明しました。
また、参加者は施設内にある食品加工や分析用の最新機械も見学。多くの質問が飛び交いました。
同経済連の西山恵一総合企画部長は
「2013年度の6次産業化関連商品の売上高は1兆8000億円で、うち熊本県は660億円で全国5位。6次産業化への期待も高まっており、新たな商品開発に取り組んでいきたい」と今後に期待を込めました。