平成27年度茶共進会審査会 丹精こめて育てた茶をプロの目で審査
一覧へ戻る[2015-09-11]
熊本県経済連茶生産流通協議会は、益城町の同経済連茶入札場で9月8日、2015年度茶共進会審査会を開きました。
審査の結果、「普通煎茶の部」特等に中山秀樹さん(JA菊池)、「蒸製玉緑茶の部」特等に山村孝行さん(JAくま)が選ばれました。
この審査会は、茶の生産技術改善による荒茶品質向上と共販拡大を図ることを目的に毎年開いているものです。
今年は、普通煎茶14点、蒸製玉緑茶26点の合計40点が出品されました。
熊本県の茶指導機関や茶商を審査員に招き、県内の茶農家が丹精を込め生産した茶を茶種ごとに外観・水色・香気・滋味について吟味し、採点。
各項目ごとの審査点に、成分分析点も加え、総合得点の高い順に等級が決定しました。
JA熊本経済連では「今年は、阿蘇山の降灰による減産や4月の日照不足など厳しい生産状況にもかかわらず、各地域よりうま味のある良品が出品され、生産農家の鋭意努力と生産技術向上があらわれた年となった」としています。
その他の入賞者は次の通りです。
◆普通煎茶の部
▼一等=福本勝さん(JA菊池)
▼二等=松山勇さん(JAくま)
▼三等=松山智美子さん(JAくま)
◆蒸製玉緑茶の部
▼一等=福岡利幸さん(JAくま)
▼二等=赤坂成子さん(JAくま)、右田健一さん(JA熊本うき)
▼三等=右田真由美さん(JA熊本うき)、矢野亜紀さん(JA菊池)