ＪＡ熊本中央会・連合会営農生活センターはこのほど、
熊本県内のＪＡ生活指導員を対象に「ＪＡ生活アドバイザー講座」を開講しました。

ＪＡ生活指導員としての意識の向上と実践力の強化を図り、
組合員へ幅広い知識を伝えてもらおうと毎年行われています。
２０１５年度は全４回の講座を予定し、熊本県内のＪＡ生活指導員３８人が参加しています。
講演や調理実習、家の光の記事を活用した小物作り、加工施設等の視察研修など毎回講義内容は様々です。

今年度２回目の講座となった８月２０日は、
熊本市中央区の熊本中央公民館で料理研究家の池部美恵子氏を講師に招き、
「食材をおいしく頂くコツ」「伝えたい私たちの郷土料理」をテーマに調理実習と講演会が行われました。
実習では、「３０品目元気メニュー“お手軽調理！便利グッズフル活用”」と題し、
熊本県産の農畜産物とエーコープマーク品を活用した
「野菜色々元気になるサラダ・ニンタマドレッシング」
「りんどうポークのサルビア風味ソテー」
「ミックスベリーのかんた～んレアケーキ」の作り方を学びました。
参加者は皮むき器やミキサー、電子レンジなどを活用した調理方法やポイントなどのアドバイスを熱心にメモし調理に取り組みました。

また、自宅介護を受けている方から「にぶたし」を作って欲しいと頼まれたヘルパーさんが困って電話をしてこられた話を交えながら、各地区に伝わる昔ながらの料理についての講演もありました。