変化する葬儀形態学ぶ 熊本県JA葬祭事業連絡協議会職員研修会が開催
一覧へ戻る[2015-07-07]
熊本県内の10JA・3子会社でつくる熊本県JA葬祭事業連絡協議会(事務局:JA熊本経済連)は18・19日、
同経済連7階ホールで県内のJA葬祭センター職員らを対象に葬儀接客・接遇研修会を開きました。
株式会社グランディメモリーの木野島光美代表取締役を講師に招き、2日間でのべ57人が出席しました。
事務局の河内幹夫同経済連施設生活部部長は、「葬儀の形態も変わる中、研修でより多くのことを学びスキルアップに繋げてほしい」と挨拶。
木野島氏は研修の中で、「インターネットによる葬儀紹介所が増え、全国的に葬儀の単価が下落して価格競争も激しくなっている。
また、葬儀業界に就職を希望する人も少ない時代。だからこそ一人一人が「作業をこなすだけの“人材”」ではなく、「お客様から必要とされる財産のような存在である“人財”」になってほしい」と述べました。
研修の参加者は、葬儀の種類など基礎知識から、クレーム・事前相談の応対方法、「参列者の高齢化」といった現代の葬儀形態に合った接客・接遇まで幅広く学びました。
「専門用語の知識が、はっきりと定義づけられてよかった」と参加者。
研修は毎年行われており、本年度は4回の開催を予定しています。
「受付渉外研修」や「納棺」など毎回内容を変えて行われています。
写真=高齢の参列者を想定して車椅子での介助を学ぶJA葬祭職員ら