ブランド確立に向けて一致団結「JAくまもと肉牛銘柄推進協議会総会」開催
一覧へ戻る[2015-06-23]
JAくまもと肉牛銘柄推進協議会(事務局:JA熊本経済連)は18日、熊本市内でJAくまもと肉牛銘柄推進協議会の総会を開き、肉牛関係者らおよそ50人が出席しました。
協議会は、県内JA・生産者・同経済連によって構成され、消費者との関係強化と、生産農家の経営安定を目的に設立。
「安全・安心」な県産肉牛の生産、肉質向上とブランド確立に向けたPR活動をすすめています。
昨年度は、関東・関西地区での試食販売をはじめ、メディアでの宣伝活動やキャンペーンの開催など販売促進に努めてきました。
今年で節目の10回目となった総会では、同協議会の安武孝之会長が「当初はブランド設立が出遅れていないかと心配したが、PR活動の成果があらわれ、関西ではブランド牛「和王」の名前が定着してきている。また、評判も良いと聞いている」と昨年までの活動を評価した上で、「一方で、素牛価格の高騰や飼料価格の高止まりで、廃業するか岐路に立たされている農家も多い。行政や農協等には、繁殖・肥育農家の双方を支えて頂きたい」と訴えました。
総会では、2014年度の事業経過報告・収支決算と2015年度の事業計画・収支予算、委員交代について承認がなされ、消費拡大に向け一丸となって取り組むことを決議しました。
総会で挨拶を行うJAくまもと肉牛銘柄推進協議会・安武孝之会長
総会の模様