2015年度農作業安全運動が始まりました
一覧へ戻る[2015-05-09]
JA熊本経済連と熊本県JA農機自動車技術指導士会は7日、同経済連でJAグループくまもと農作業安全運動の出発式を行いました。県やJA、連合会役職員など約150人が出席し、農作業事故防止に取り組むことを誓いました。
運動は、県内農家へ農作業事故防止を呼びかけ、事故撲滅をめざして1年間実施します。農作業安全を呼びかけるプレートを貼ったJA農機関係車両での巡回や、イベントでのチラシの配布とポスターの掲示、農作業安全講習会などで事故防止を啓発します。
また、5月7日~6月5日と10月1日~30日は特別推進期間として、同経済連やJAの農機担当職員が広報車で県内各地域を巡回し呼びかけます。
同経済連の冨永保人常務は挨拶の中で「農作業事故ゼロをめざし、農作業当事者の安全意識向上への取り組みを行う」と述べました。
昨年度のJAグループ内での事故発生件数は37件で、うち死亡事故は5件、その中でも4件が75歳以上の事故でした。事故件数は前年より15件増加しており、安全な農作業への更なる意識向上が求められています。